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取締役が一人でも

取締役が一人でも会社設立はできる


従来は株式会社設立をするために取締役が三人と監査役が一人の、合計四人が必要でした。そのため、実際には経営に必要なくても選任しなければならず、家族や親類に頼んで名前だけ貸してもらうこともよく行われたのです。
これが現実にそぐわないために、このような制度は廃止されて、現在では一人で良いことになっています。

一人だけで株式会社を設立できるというと変だと感じる人もいるかも知れませんが、現在の会社法では可能ですし、すでに一人で株式会社を設立した人も多くいます。個人事業主から法人成りをするときには、あまり多くの人材を確保できない場合もあり、このような場合に適した制度だと考えられます。

このように法律が改められた理由の一つとして有限会社制度の廃止があります。かつては小規模な会社を設立するために有限会社の制度が作られていました。株式会社設立をするためには資本金が1,000万円以上必要だったのに対して、有限会社設立をするときには300万円で良かったのです。

有限会社が廃止されたことによって、それに変わる制度が必要となり、株式会社のいろいろな規制が緩和されて、小規模でも株式会社が設立されるようになったのです。ですから、一人で設立することができるようになりました。また、資本金に関する規制委も廃止されましたから、多くの資本金がなくても会社設立をすることは可能で、一人で捻出できる資金だけで設立することができるようになったのです。

監査役をつけず、そして取締役が一人だけであれば、実質的には一人だけで会社設立が可能です。実際に一人だけで設立したとしても、後から増やすことも可能です。例えば、社員を雇って、その中から経営理念が一致する人や実力のある人がいれば択員に登用することもできます。ですから、設立当初はとりあえず一人にしておくのは良い方法だと考えられるのです。

ただし、一人だけで会社設立をするときには条件があって、譲渡制限付きの株式会社にしなければなりません。譲渡制限を儲けるためには、その旨を定款に記載することが必要となります。また、取締役会の設置もできません。
取締役会を設置するためには、最低でも三人の取締役が必要となります。ただ、小規模な会社では設置するメリットはありませんから、設置しなくても特に問題はありません。会社の規模が大きくなってきてから必要が生じれば定款を改定して設置すれば良いだけですから、急いで設置する必要はありません。

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